目指す都市サイズ

書評

「日本がわかる経済学」という本を読みました。

ラジオ講座の内容をベースとした

初心者向けの経済学入門書です。

ラジオ講座ベースなので

数式等は利用しておらず

気楽に読むことができました。

タイトルに日本とあるとおり

マクロ経済学を紹介をしつつ

経済学の観点から現在(といっても少し前の本なので若干話題は古い)の

日本にどんなことが言えるのかが書いてあります。

興味深かったののは、人口動態についてです。

日本は人口減少が進む中、

地方では、ある程度人口を集めた都市(コンパクトシティ)が

形成されてゆくだろうという話がありました。

面白かったのは、コンパクトシティのサイズに

言及していたことです。

著者が言うには、人口30万くらいあれば

大学1つや大きな病院を維持できるそうです。

また、大学や大きな病院がないとしても

5万程度で、通常生活するのに十分な商圏は

構成できるだろうということでした。

この5万というのが私には響きました。

というのも、私が生まれた町(合併して今は市になっていますが)が

ちょうど5万くらいだったからです。

5万の町がどんなんだったかというと

(つまり私の故郷がどんなんだったかというと)

駅1つ、小学校4~5個、中学校3つくらいでした。

(まだベビーブームの影響があったので、今の5万都市だったら学校はもっと少ないかも)

病院はよく使う内科や歯科は当然ありますが、

皮膚科、形成外科、産科等専門性の高い病院もありました。

コンビニは東京ほどないですが

数百m程度移動すればだいたい何かあります。

これくらいだと、

生活にめちゃめちゃ困るということは

確かになかったです。

(有名人のライブとか、有名な美術展とかはないのですが)

地方の都道府県は、

30万規模都市を中心として

5万都市を衛星のようにもつスタイルへ変遷してゆくのかなあと

ぼんやり考えました。

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